昨日は巷で評判のいい『スウィングガールズ』を鑑賞。
暇だからね。
平日の昼間だから映画館もすいてるだろうなーと思ったら、妙に中高生らしいのがうじゃうじゃいた。
あれ、今日はなんかの祝日だったっけ、映画の日は明日だよな、と思ったけど、わからないので気にしないことに。
館内に入ると、案の定若者がわんさか。
うざい、帰れ。と思ったが、そんなことを考えてる間に幕が開く。
で、実際の映画のほうはといえば、これ、テレビでいいんじゃないかと思った。
しかし。ネット上の感想などをみると、純粋に楽しめた、とか、また楽器を弾きたくなった、なんてのが結構あった。
本当なのかい、本当に弾きたくなったのかい?
と聞きたいところだが、
公式ページによると、
スウィングガールズ(アンド ア ボーイ)を演じる17名は、長期にわたる猛特訓を経て、劇場に響きわたるド迫力演奏をマスター。劇中で使用される楽曲はすべて出演者本人による演奏。」
ということで、最初はまったくの素人だった状態から、ラストの演奏シーンに集約されるまで猛練習をしたとのこと。
つまりこの映画を楽しめるかどうかは、ただの女子高生が一生懸命練習してこんなにうまくなったよ!という過程を素直に楽しめるか否かにかかっているのだろう。
そういったエピソードをきけば、ああそうなのかーと思えなくはないけれども、それにしたって、それをみせるための最低限の演出は必要だろう。
演出は超ご都合主義(特に貫地谷しほり竹中直人に惚れてふられるまでの演出はひどすぎる)、受けねらいのギャグも寒すぎ、物語も単線的で、青春映画につきもののボーイミーツガールすらない。
これでは観るほうがまいってしまう。
楽しめたといえば、女子高生のふとももがたくさん見れてよかった、とかそれくらいか。
残念無念。
そういえばピアノの少年はホームチームの檜山に似てたな。